2023.02.09.捨てる神あれば。。。

こぼれ落ちる

去年の末の話になりますが、取引先を1社失いました。

知ったのは最近のことなので、このタイミングでここに記しておこうと思います。

 

まずは、その取引先との関係についてお話します。

今回失ったものをA社との取引とします。商流としてはA社からB社へ発注、B社から私に発注という流れとなっていました。B社は全国的にカメラマンを紹介できるルートを持っていて、私も紹介される側の一員でありました。

B社からの発注は月に1度程度だったので、高頻度にやりとりをするという相手ではなかったのですが、裏を返せば月に1度は連絡をとる相手でもありました。

 

 

取引を失ったことに気づいたのは今年の1月末でした。年末の11月末に最後の連絡がきたまま、1月末を迎えて何気なく某SNSを見ていたところ、A社が展開するサービスが終了するという文言が目に入りました。

「あ、そうだったのか。」

月に1度程度は連絡を取り合っていたB社から2か月ほど音沙汰がなかったので、A社のサービス終了にともなってB社からの発注が途絶えたことに納得しました。

A社との間にB社が入る間接取引だったのでB社に問い合わせをしたところ、B社もA社からの連絡が無い状態だそうで、今後のことは不明という連絡を頂戴しました。

 

「もう連絡来ないだろうな。」

少し調べてみるとA社のサービス終了はネットニュースになっており、その記事をみつけることができました。その記事を読んだところ、別事業に軸足を移すようなことが書いてあり、個人的にはもう仕事の依頼は来ないだろうなという確信がありました。

  

  

ことの顛末はこのような次第です。

自分の落ち度が明確でないまま仕事を失いことは、なんとも言えません。

ベストを尽くしたことは確かですが、A社B社の取引内容や、A社B社の契約については知る由もありません。私の仕事としてはベストを尽くし、B社に貢献することです。

A社が事業をクローズしたことに、私の写真の不出来がどの程度影響しているのかも推察は困難です。

 

 

「安定的とは」

いかに継続的に仕事をくれる取引先だったとしても、現代社会では一寸先は闇ということを今回の事例から学びました。考えてみればその通りなのですが。。。

常に自分のベストを更新しつづけ、常に新規の取引先や仕事を開拓し続けなければ、自分の好きな写真の仕事を続けられないのだなと実感しました。

というわけで、新規につながりをつくる手段として、名古屋商工会議所に入所(こう言うのだろうか?)しました。新規入会セミナーにも参加し、複数企業と名刺の交換もさせていただきました。今月、新規の企業からの依頼もあり、うれしい限りです。

 

神様が手からすり抜けてしまったら、自分から拾いにいきましょう。

これを胸に、仕事を続けていきたいと思います。