陸上特殊無線技士2級を取得しました

ドローン飛ばすの楽しい

昨年にアマチュア無線4級を取得して、そこから無線局の開局までを行いまして、

betafpv製のMeteor65 Proを無事に飛行させることができています。

毎日飛行させる時間を作ることは難しいのですが、触れる機会をなんとか作って飛ばしています。

無線局開局当初は、狭い家の中で飛ばすのは楽しくないかなとも思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。もう本当に墜落させまくりです。AngleモードからAcroモードまで、どのモードでも満遍なく墜落させています。試行錯誤の余地が大きすぎて楽しいです(笑

betaflightの調整などはまだ全然突き詰めていないので、もっと操作性が改善されたりするのかもなあと思いつつ、買ったままの設定で飛ばしております。

とりあえずこれでいつでもドローンを飛ばせられる環境が整い、練習を続けていけばきっとFPVの撮影スキルも上達する(ハズ)。

 

陸上特殊無線免許の何級?

ここからはドローンを仕事にしていくべく、さらに奮闘していかなければなりません。

具体的には業務用無線局の開局を目指していきます。

お仕事で使うためにはアマチュア無線局ではなく、キチンと業務用の無線局の開局が必要となります。そのために、陸上特殊無線技士の資格が必要です。ちょこちょことネットで検索をしてみると、FPVドローンに搭載されている映像伝送のための無線装置はどうやら第三級陸上特殊無線技士の資格があればよさそうです。おそらく、伝送装置の周波数帯域と空中戦電力がそれでカバーできるのでしょう。。。

もう少し調べてみると、第三級陸上特殊無線の試験難易度は第二級陸上特殊無線とそんなに変わらず、せっかく取得するなら第二級陸上特殊無線がおすすめという記事も発見しました。

書店に行き、問題集を見比べてみると、難易度についてはよくわかりませんでしたが、同じ勉強法で攻略できそうな感じでした。

なので、第二級陸上特殊無線免許を取得しておこうという軽い気持ちで、学習をスタートしました。

 

 

繰り返して刷り込んでいく

アマチュア無線4級の取得からすでに1年が経過している私が改めて無線の勉強を行いました。もうね、ほぼアマ4取得のときに勉強したことはほぼ忘れています。ほぼゼロからの無線に関する学習を再スタートしました(笑。

仕事で使用したい資格なので、迅速に取得したいと考えていた私は、まだ学習用の教本や問題集などを購入するまえに試験の予約を行いました。だいたい1ヶ月ほどあればなんとかなるだろうという楽観的な見込みでCBT試験を予約し、受験料を支払いました。アマ4とそんなに値段変わらないんだ~なんてことを考えながら予約したことを覚えています。

予約してすぐ、学習するための教材を探し始めました。アマ4取得のときは問題集のみを購入し、それを何回も解くという勉強方法で無事合格できたので、今回もまずは問題集を探しました。某通販サイトである問題集のレビューを確認したところ、これを3周ほどして合格したと書かれているレビューがあったので、自分もそれでイケるだろうとここでも楽観的な考えをもって問題集を購入しました。だいたい2000円くらいだったかな。。。

購入した問題集はコチラ。第二級陸上特殊無線技士 試験問題集↓

https://www.tdupress.jp/book/b349422.html

  

不安だけが募る学習

購入した問題集を解き始めたのですが、全然正解することができませんでした。アマ4を持っているのだから、案外大丈夫だろうと思っていた謎の自信はここで完膚なきまでに無くなりました。問題集を最初に解いた時のノートを見返すと、正答率20%~30%ほどだと思います。しかも、勘で回答しているところもあるので、だいぶダメな正答率です。

しばらくこういった問題を解いて復習して知識を身に着けていくという学習を怠っていたためか、誤答した部分の復習をしてもなかなか頭に情報が入ってきません。

一気に不安になりました。

試験料も払っているし、日程も決まっている。さらに問題集も購入しているので、この投資を無駄にするわけにはいきません。

問題集を3回でも4回でも解いて無理やり学習を進めるしかないと決意しました。

約2週間ほどで問題集の1週目が終わりました。試験まで残り2週間。やばいです。

2週目の問題集も正答率はなかなか上がりませんでした。1週間で終わらせたのですが、正答率はおそらく、50%~60%といった印象でしょうか。このとき、焦りはピークでした(笑)。試験まで残り1週間。

2週目が終わってすぐ、時間的にも最後になるであろう3周目にとりかかりました。ここまでくると空いている時間はほぼすべて学習につぎ込みました。自分の物覚えの悪さを呪いたい気分でしたが、1週目に問題集をやっているときに比べて頭が回っている気がしていたので、学習はスムーズに進めることができていると感じていました。やっぱ常日頃から頭は使っていないとダメだなと思いましたね。本当に。

試験当日

試験は午前10時から。問題集の3周目をやっている週から、朝の早起きに身体を慣らし、朝食をしっかり食べ、合間の時間に問題集を解くという生活を続けていたので、試験日当日も朝はしっかり起床し、朝食を食べることができました。なんとなく、頭もスッキリしていた気がします。

個人的な考え方なのですが、試験前は問題集などを見返すことはせず、のんびり過ごすようにしています。なので試験会場最寄りのスタバに行ったりしてのんびり試験会場へ行きました。20分も早く着いたので逆に困りましたが。

CBT試験はアマ4を受けたときと同じ形式で、パソコンに向かって黙々と進めていくスタイル。なんだかんだ順調に回答を進めていったのですがある問題が発生しました。学習に使用した問題集は2017年出版で地味に古い。今回出題された問題の中に、この問題集の中で触れられていない比較的新しいであろう問題が出題されたのです。とてもテンパりました。えぇ~、全然知らない問題きた~という感じで少し困りました(笑。

まあ、1問躓くくらいなら全然合格圏内だと思いなおして、自分なりに回答をして試験終了としました。

試験後、概算の点数が記された紙をいただいて帰路につきました。

一応、概算の点数は合格圏内の点数だったので、よほどのことが無い限りは合格していそうだとルンルンで帰宅しました。

 

取得

試験から数日後、試験結果のお知らせがメールで届きました。思っていたより早くて、ちょっとびっくり。

無事合格し、免許の申請を行いました。免許が届くまではしっかり数週間ほどかかり、申請したことを忘れたころに届きました。無事に合格できて感無量。これで業務用無線局の開局を行う準備の第一段階が終わりました。次は業務用無線局の選定を行わなければなりません。

おわりに

このブログを執筆時点(2024年2月)で、まだ業務用無線局の開局は終わっていません。。。

というか、無線局の購入すら完了していない(笑。

業務でFPVドローンを飛ばすには、ドローンのビルドが必要になりそうなので、フレームやモーターなど、いろいろな部品について学習中。

将来の俺、頑張るんだ。