2025.05.総務省電波利用申請の審査完了!

以前に書いた「2025.04.リニューアル後の総務省電波利用申請をやりました。」で、総務省の電波利用の電子申請を行ったことを書きました。

実は、ブログを書いた数日後に、総務省から補正の依頼の連絡が来まして、

今回のブログでは補正を行ってから審査完了までの過程と経過を記そうと思います。

   

補正後提出

補正が必要な事項についてのお知らせ

申請から数日後、下記内容が記されたメールが届きました。

 

 

申請してから数日での連絡にびっくりしました。めっちゃ対応早いな…。

補正内容の確認は、総務省の電波利用電子申請の通知照会というページから確認をすることができます。詳細を見てみると、不備の理由が書いてありました。

 

黒塗り部分に電子申請番号が記してあります。

 

ああ!あれか! と、心当たりがある申請部分だったので納得。

 私が今回した無線局の増設申請は、すでに私がアマチュア無線局を開局しており、そこでは1つの送信機を使用しています。アマチュア局開局に際してはその1つめの送信機を第1送信機として、無線局の開局申請を行いました。

 今回の増設の申請では、同一のアマチュア局の中で2つの送信機を運用することを想定しているので、今回実施している総務省への電波利用申請が完了すれば、1つのアマチュア局の中に送信機が2つ存在することになります。これらの送信機は届出順に第1送信機、第2送信機と呼称されます。

今回の増設を目的とした電子申請においては1つの送信機のみの申請であったため、その送信機を第1送信機として申請をしてしまっていたので、上記のように総務省からすでにあなたのアマチュア局には第1送信機ありますけど….。というご連絡をいただいたのだとすぐに推察できました。

補正作業の開始

補正作業自体はすぐに終わらせられると見込めたので、すぐに作業を開始します。

まず、PDFで提出していたVTXの系統図を修正します。VTXの系統図には「第1送信機の系統図」という文言があるので、そこを「第2送信機の系統図」に修正。

次に、電子申請の内容も修正します。その際に、電子申請番号を入力し、その申請に対する補正なのかをしっかり把握します。今回の私の場合は申請は1つしか出していないので入力することにあまり意味を感じませんでしたが、複数の申請を出している方はこれをやっておかないと自分のどの申請に対する修正なのかがわからなくなるので、申請と補正の整合性をとるためには必要なことなのかなと思います。

赤塗部分に電子申請番号を入力します。

補正後提出の手順はお知らせのメールにURLがあったり、電波利用申請のご利用ガイドから確認できるので、適宜チェックしておくことをお勧めします。ただ、今回の私の補正後提出では少し違った画面が出てきていたので、このあたりも総務省の方で地味にアップデートされ続けているのかもしれません。

 

諸々の入力と、添付資料のアップロードを行い、補正後提出の申請を完了させました。

申請から2日後、無事に審査中の状態になっていたので、ひとまず安心。

黒塗り部分には問い合わせ番号が記されています。
黒塗り部分には問い合わせ番号が記されています。

  

審査完了のお知らせ

5月の中旬に審査完了を知らせるメールが届きました。4週間の想定でしたが、3週間ほどでお知らせをいただくことができました。思っていたよりは早く済みました。よかった。

メールを読んだ後、改めて無線局の電子利用申請のホームページを見たところ、下記のようなメッセージが届いておりました。

審査完了は13日だったのね。完了してすぐにメールで連絡がきたわけではなかったようだ…..。

  

審査完了後にやったこと

さて、改めて審査が終了してみると、この後なにをやったら電波を出していいのかがわかりませんでした。一応、審査完了となっていることから電波を出してもよいという承認を得たように思えますが、電子的な連絡しかもらっていないし、「免許状受取方法」では書面(紙)で免許状を受け取ることになっているので、東海総合通信局に封筒送って更新された免許状をもらってからでないと電波を出せないのか、などなどなにをすればいいのか確信するものがありませんでした。

なので、平日に時間を作って東海総合通信局へ電話にて確認をさせていただきました。対応いただいた方、初歩的な質問にもかかわらず丁寧に教えていただき、ありがとうございました。改めて、御礼申し上げます。

電話内容の詳細は記録を残していないので記せませんが、返信用封筒を東海総合通信局へ送れば新しい免許状を送っていただけるとのことでした。といっても、現在保有している免許状の日付のみが更新されたものとのこと。

また、あくまで「必要であれば」ということでしたので、今回は更新された免許状を受け取らなくてもいいかな、というふうに決めました。

今回の増設では、2つの送信機で同じコールサインを使用するので、免許状の内容を変えるわけではないため、このような処置だったと考えられます。

ついでに、電話口でもう電波出しても大丈夫ですか?とストレートに伺いましたが、大丈夫ですとご返答もいただけたので、ひと安心し、お電話を終了しました。

 

 

やっと、ドローンビルドに移れます。うれしい。